大阪の学童保育の保護者、指導員の団体です。「子どもたちにより豊かな放課後を」を合言葉に活動しています。

おおさかのがくどうほいく 大阪の学童保育保護者・指導員、そして専門家の集団です。「より豊かな放課後を」合い言葉に日々活動に励んでいます。

大阪学童保育連絡協議会

第35回定期総会

2004年4月29日

はじめに
 大阪学童保育連絡協議会(大阪学保協)は1970年4月22日に結成されました。
「子どもに生き生きとした豊かな放課後の生活を保障してやりたい」「働く母親が安心して働きつづけたい」との切実な願いを持ち寄って学童保育の要求実現をめざす大阪のセンターとしてスタートしました。今年は35年目を迎えます。
 学童保育の要求は「子どもの発達保障」と「働く親の権利保障」の二つの目的と役割をもっており、それは憲法に保障された国民の権利です。
働く親たちは、憲法に裏付けられていることを根拠に粘り強く国民的な要求運動へと高めていく努力を惜しみませんでした。大阪の学童保育施策の特徴は市町村が設置・運営する言わば公設公営の学童保育が多くを占めています。頑なに公的な施策を拒否しつづけている大阪市にあっても諦めることなく大阪市の責任を問う学童保育運動を展開しています。
今、小泉「構造改革」で国・自治体の責任を大きく後退させる法整備が着々と進んでいるなかで、また、公より民の方が弾力的で国民の多様なニーズに応えられると言った誤魔化しの流れが出ている中で大阪の学童保育施策の存在は大変大きな意義があります。まさに憲法25条に定めるすべての国民は、健康で文化的な最低限の生活を営むことは民ではなく国・自治体の公的責任がなければ保障することはできません。
こうした公的責任を求めた学童保育運動の成果が1997年児童福祉法に明記させ法制化を実現させました。
私たちは、大阪学保協結成後30数年の運動のあゆみと蓄積にたって「権利としての学童保育」へと一層前進させていくことが求められています。
 今年は第39回全国学童保育研究集会が10年ぶりに大阪で開催されます。これまで全国集会は大阪で3回開催してきました。(第9回・第17回・第28回)いずれの開催も大阪の学童保育運動を発展させるチャンスにしてきました。府内すべての学童保育関係者が第39回全国研の成功をめざし、大いに力を発揮させ、そのエネルギーでさらに21世紀の大阪の学童保育を量・質とも大きく発展させていく財産を創っていきましょう。

第1章  わたしたちをとりまく情勢の特徴
はじめに
1、 政治・経済情勢と私たちのくらし
  (1) 武力ではなく国連中心の平和的な復興支援を
  (2) 人間らしく働く条件と社会保障の充実を
  (3) 地方自治体をめぐる動き
2、 子どもと教育にかかわる情勢
3、 学童保育・保育をめぐる情勢
  (1) 制化後もまだまだ課題が山積
  (2) 広がる「全児童対策」事業
  (3) 一層すすむ保育の市場化

第2章 2003年度 活動と運動のまとめ
1、 国・大阪府・市町村に対する政策と要求運動
  (1)国にむけた運動
    @ 厚生労働省
    A 文部科学省
    B 国に向けた署名 
  (2)大阪府への運動
    @ 大阪府交渉
    A 障害児学童交流会と請願署名提出
    B 署名運動
    C 大阪市市長選挙・大阪府知事選挙
  (3)大阪市をはじめ各市町村の運動
    @ 大阪市
    A 大阪府下の運動

2、 指導員の地位向上と社会処遇の改善
    @ 学童保育指導員専門性研究会
    A 学童保育実践研究会
    B 各講座

3、 調査・学習活動
    @ 第35回大阪学童保育研究集会
    A 第38回全国研究集会
    B 資料集第29集

4、 映画「ランドセルゆれて」

5、 子育てを通して親も育つ父母の会活動

6、大阪保育運動センター・第2期建設運動とひるぜん自然の家
  (1)第2期建設運動 
  (2)ひるぜん自然の家

6、 組織強化と事務局体制
    @「日本の学童ほいく」誌
    A機関誌「大阪の学童保育」
    B会費改定 

7、他団体との連携

第3章 2004年度の運動の課題と運動方針
1.2004年度の大阪学保協の運動課題
  (1)学童保育の全国的制度水準の引き上げと法制度の整備・確立
    @ 制度水準の引き上げ
    A 法制度の整備・確立
    B 学童保育を変質・後退させず発展させるたたかい
  (2)大阪府に対する運動
  (3)市町村レベルでの学童保育運動
  (4)指導員の地位向上と社会的処遇の前進
  (5)映画「ランドセルゆれて」の上映運動の成功 
  (6)第39回全国学童保育研究集会(大阪集会)の開催とその成功にむけて
3.子育てを担う学童保育運動
  (1)地域の子育て運動の前進
  (2)教育問題に取り組む学童保育の視点
  (3)男女平等・女性の地位向上と子どもの権利を前進させる運動
4.学びながら育て、育てながら運動する大阪学保協づくり
  (1)父母会の強化
  (2)組織・財政の確立……新会費への移行の達成
  (3)学保連や指導員労組と連携しその発展をめざす
  (4)機関紙「大阪の学童保育」の充実と『日本の学童ほいく』誌の普及
  (5)学習会や講座の開催と30周年記念出版物『子ども時代を拓く学童保育』の普及と活用
  (6)ひるぜん自然の家の発展と、大阪保育運動センター第2期建設運動をすすめる
  (7)諸団体との連携



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