大阪の学童保育の保護者、指導員の団体です。「子どもたちにより豊かな放課後を」を合言葉に活動しています。

おおさかのがくどうほいく 大阪の学童保育保護者・指導員、そして専門家の集団です。「より豊かな放課後を」合い言葉に日々活動に励んでいます。

学童保育の父母のみなさんに心から訴えます

2002年6月

学童保育のすべての父母のみなさん
1998年、学童保育は児童福祉法に位置付きました。
「母親は家庭に戻れ」「子どもは親が育てるもの」・・・いわれなき非難にさらされながら、それでも働きながら子育てを続ける親たちは、涙をぬぐい歯を食いしばって、子育てと働くことの両立をめざしてきました。わが子のためにと大変ななかを学童保育を守り発展させてきたのでした。そしてようやく学童保育が法律に明記され、今や学童保育は全国どこにあっても必要な公的事業となったのです。
もはや、一部の人のための事業ではありません。
私たちは、まずこの学童保育の歴史的事実に共通の確信を持とうではありませんか。

学童保育のすべての父母のみなさん
大阪学童保育連絡協議会(大阪学保協)は、2001年4月29日第32回定期総会で「21世紀は権利としての学童保育」を実現していくために大阪の学童保育を舞台にした映画を創ることを特別決議し、映画制作への決意を固め合いました。
監督は最近、不登校の子ども問題をテーマとした『あかね色の空を見たよ』で話題を呼んだ中山節夫さんです。中山監督はハンセン氏病への偏見と差別を告発し、深く追求した『あつい壁』をはじめ、『見えない壁を越えて−声なき者達への証言』など差別に対する人間的怒りを撮りつづけ、また、『ブリキの勲章』など非行や教育問題を真正面から取り上げ映画化されてきました。その中山監督が今回「大阪弁がスクリーンいっぱい溢れた子どもを撮りたい」と学童保育を舞台とした映画づくりに意欲をもたれたのです。
学童保育の場で目を輝かせて仲間とともに遊んでいる子どもたちの姿を、貧しい労働条件のなかでも誇りをもって働きつづけている指導員の姿を、そして厳しい仕事・生活に直面しながらも我が子の学童保育での成長を励みに楽天的に明日を向いて生きる働く親たちの姿を、映像にしたい。映画を通して、スクリーンを通して「これが私たちが守り続けてきた学童保育」と誇りを持って幅広い市民にアピールしていきたい。映画づくりへの私たちの願いであり、決意です。

学童保育のすべての父母のみなさん
中山監督がメガホンを撮る学童保育のモデルは、大阪の学童保育です。
一人ひとりの力は小さくとも、その小さな力をしっかりと重ね合わせれば、大きな運動を必ず生みだすことができる、これは学童保育運動の歩みが証明した歴史的事実です。
映画づくりは壮大なロマンです。制作費用も膨大です。でもこのロマン(映画づくり)が、新しい学童保育の展望を切り開くでしょう。
大阪中の学童保育の仲間とともに、この壮大なロマンづくりに、ぜひ、父母のみなさんのお力をお貸し下さい。
心よりお願いします。

映画「ランドセルゆれて」(仮称)制作実行委員長
実行委員長            中 道 保 和

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