【緊急請願】守れ!学童保育の基準
“子どもの命と安全、安心できる「生活の場」”を守るために。
2015年、国は学童保育の質向上を図るとして、初めて基準を作成。各地バラバラな運営の現状で、唯一指導員の資格・配置だけは「従うべき基準」とし、全国一律で「支援の単位ごとに、2人以上を配置、うち1人以上は資格者(放課後児童支援員)でなければならない」と設定しました。
今まで一人職場だった学童保育所にも二人が配置されるようになり、全国各地の指導員が一定の専門的な研修を受け「放課後児童支援員」という資格者に位置づくようになりました。子どもにも保護者にも安心が広がり、指導員には専門職としての意識が高まり、これから学童保育がよくなっていく、指導員職が職業確立するという希望が芽生えました。
ところが、指導員不足・資格者不足を理由に地方から「基準緩和」の要望があったとして、今年11月19日、指導員の資格・配置について「参酌すべき基準(市町村の裁量で決めていい)」に引き下げる政府提案が確認され、新聞各紙でも報道されました。
保護者からは「とんでもない!子どもに被害が出る」、指導員からは「子どもと関わる仕事をどう思われているのか」、怒りと不安の声が噴出しています。
基準ができてまだ4年目。厚生労働省もこの基準だけは子どもの命と安全、権利保障に関わるとして、参酌化は認められないと堅持してきた基準です。処遇改善を図るために予算も増額されました。少人数の学童に2人配置は厳しいという意見もありますが、すでに、20人未満のクラブについては、学校や保育所などと隣接していれば資格者1人だけの配置でよいという特例もありこれ以上の引き下げは危険です。
政府は、年末に閣議決定し、来年の通常国会で児童福祉法を改正し、参酌基準とする見通しです。
「2人以上を配置、うち1人は資格者でなければならない」――
これだけは、全国一律の「従うべき基準」として堅持されるよう。
多くの方に署名のご協力をお願いいたします。
第1次〆切 2019年1月31日
最終〆切 2019年5月31日
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緊急署名 Q&A |
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