第44回総会が、無事に終了しました。
4月29日(月・祝)、午前10時より、大阪府社会福祉会館において、大阪学童保育連絡協議会の総会が開催されました。
文書の「はじめに」を引用しておきます。
はじめに
学童保育とは?・・・学童保育関係者なら当然のように、保護者が働いている小学生が放課後や休日、保護者が帰宅するまでの間、安心して過ごせる生活の場(「居場所」)が、学童保育と答えることができるでしょう。しかし、現実はまだまだ認知度も低く、昨今、働く女性や共働き、一人親の家庭がふえ、2012年には学童保育を利用する小学生は約84万人、この10年間で利用者は1.6倍に増加しているにも関わらず、学童保育の設置状況にも大きな地域差があります。小学校区単位で設けられていることの多い学童保育ですが、学童保育のない小学校区が3割、自治体単位でも1割には学童保育がない状況です。このため親が働いている小学校低学年児童のうち学童保育利用者は3割にとどまり、待機児童も1万人をこえています。また施設についても適正とされている40人規模を大きく上回る児童数70人超の施設が1割余りを占めるなど、質・量の両面で課題を抱えています。
それら課題も踏まえ、子どもたちの居場所が質的にも量的にも拡充された居心地の良い学童保育をめざしていきましょう。そのためにも「子ども・子育て関連法」による自治体の条例策定において、公的責任が明確となるよう、私たちの願いを束ね条例作成に積極的に参画し、拡充を求めて行きたいものです。
また保護者同士や学校の先生とのつながりも希薄になりがちな昨今、学童保育は保護者会を通して親同士、親と指導員との密な関係も築ける場でもあります。
忙しい中、貴重な時間を割いて参加する保護者会活動や行事などは普段子どもたちと一緒に過ごせない働く親にとってはとても貴重な時間です。忙しいからこそ、子ども達と関わって、指導員と一緒に未来を担う子ども達を育てていきましょう。
上記の文から始まる、2012年度の総括と、2013年度の活動方針案を述べた総会の文書をPDFでお届けします。
ことしのPDFには、「しおり」をつけました。ご活用ください。